出張中に妻からくるLINEに震える。

結婚6年目3兄弟(4.2.0歳の)の父親です。

結婚は最高の人生勉強です。

バタバタと出張の準備をして、あっという間に出張の日がきました。

朝4時過ぎくらいの家族中がまだ寝静まっている中を、我が家に泥棒に入ったかのように静かに、起こさないように出発します。

「絶対に起こしてはいけない戦い」

です。

いざ出発すると、出張のスケジュールが慌ただしく過ぎていきます。

出張に行く事も数年なく、慣れない地に行って人混みをかき分けながら、初めて会う同業者の人にも気をつかいながら、何かしら会社に利益となることを考えながらの出張は肉体的にも、精神的にもとても疲れます。

そんな中、

「子どもが鼻が詰まって夜中に何度も起きます。横に寝かすと起きるので、ほとんど寝てません。」

という絵文字なしのLINEが送られてきます。

胸が「ギュン」と震えます。

学生時代の好きな子に「キュン」となる感覚とは全く別物です。

「キュン」ではなく「ギュン」です。

「オレも出張で大変なんだよ!いちいち連絡してくんなよ!」

そんな言葉はナンセンスです。

仕事は出張でミスしても、すぐに死ぬわけではありませんが、子育てはちゃんと見ておかないと、大怪我をするかもしれませんし、命を預かっているので目が離せません。

お互いが大変で、仕事、家事を分担してやっているので、どちらが上とか下とかいうつもりは全くありませんが、休日に子育てをしていると、自分にとっては

「子育ての方が大変だし疲れるな〜。」

と感じます。

なので、妻の愚痴に対しても、突き放さずに共感するようにしています。

「出張が最悪のタイミングになってしまって申し訳ない。本当に大変だと思うけど、子どもたちの事を宜しくお願いします。」

と返信します。

そして、妻も子育てを頑張っているのだから、自分も仕事を一生懸命頑張ろうと思って難しい仕事にも挑戦する姿勢を崩さず向かっていきます。

自分のためにすることよりも、大切な人のためにすることの方が、頑張れるんだな。と、結婚をして初めて強くそのように思うようになりました。

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