結婚6年目。3兄弟の父親です。
SMAPのセロリって曲を知っていますか?若い方は知らない人が多いかもしれませんが。その曲の歌詞に
「育ってきた環境が違うから、価値観はいなめない。」という歌詞があります。その通りで、ドライな言い方をすると、結婚する相手は他人です。考え方、お金の使い方、手洗いの回数、掃除の仕方、洗濯物の畳み方などなど違うことだらけです。

でもそこが結婚の醍醐味の一つでもあるのです。同じじゃないから、色々な事で反発し合いますが、相手を受け入れて理解し合いながら結婚生活は進んでいきます。結婚生活は最高の人生勉強なんです。
ウチなんてもう、結婚する前にすでに何度も修羅場がありました。
遊園地にデートで車に乗って2人で行くことになりました。その車内で当時、付き合って1年の妻から一言。
「結婚って考えてる?」
ドキッ!!
彼女からの質問の中で、1番強烈な質問でした。
「ごめん。まだちゃんと考えてない。」
「‥‥‥‥‥‥」
さっきまで、ミスチルを歌いながら盛り上がっていた車内が、急に酸素が減ったのか、息苦しくなってきました。
「そんくらいちゃんと考えとけよ!30歳前後の女性と付き合ってる時は、最低限考えておかないといけない事だろうがよ!クソがっ!」
妻の心の声が、鮮明に聞こえました。
とても長く感じましたが、ようやく遊園地が見えてきました。近くのコンビニになんとなく車を停めると、
「電車で帰る。。」

妻がつかつかと、だれが見ても絶対この人キレてるだろうなとわかる歩き方で、立ち去っていきました。
「ちょ待てよっ!」焦りすぎで月9ドラマの名言を大きな声で叫んでしまいました。
そこから帰ろうとする妻をなんとか引きとめて、遊園地に行ったのですが、その時の記憶はありません。
その後結婚できたから良かったものの、そこで終わってしまう可能性もありました。

結婚してからも修羅場はありますが、結婚するまでには修羅場があって、そこを乗り越えてきた人たちが結婚してるんだと思います。
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